十年来の親友、蜜と飲みに行ったら
一年前から浮気していると
涙ながらに告白され。
あたしはボロボロ泣いてしまった。
何が悲しかったって、
彼女が浮気していた事では無く
一年隠されていた事実が
悔しくてならなかった。
「嫌われたくなかった」
そう言って泣く彼女が痛かった。
「蜜が間違った事をしたら
あたしは叱る。
あたしが間違ってたら
蜜には叱って欲しい。
だからって嫌いになるの?」
あたし達は友情を越えていると思っていた。
切っても切れない糸で繋がっていると。
「ごめんね。もう隠し事しない。」
そんな蜜もやっぱり好きだ。
可愛くて仕方ないのだ。
あたしは恋愛においても
友情においても駆け引きが苦手で。
特に恋愛は不安になれば
すぐに別れてしまうような
根性無しだ。
あたしという人間
イコール
マイペース
潔癖
熱しやすい
怖がり
思い込みが激しい
上記の五点が浮かぶ。
目指すところは
気ままな猫のような
何にも属さず
依存せず
冷ややかなようで
情に厚く
死に目を飼主に見せないような潔さと
空腹を満たす為に擦り寄るしたたかさと
昼間には太陽の熱に喉を鳴らし
夜には月の光に酔いしれる
素直な感受性を持った
そんな女になりたいのです。
藍人は間違えてCDを
持ち返ってしまったらしく。
泥棒扱いをして
目くじらをたてているあたり
想い人に尻尾を振る
子犬に過ぎないのです。
そうそう。
タイトルを変えさせて頂きました。
ダーリンはペットでは在りませぬもの。
新タイトルを考えていたら
昨日の出来事を思い出した。
ショッピングセンターを出て
車に乗り込む前、
あたしの車は禁煙なので
センターの出口で火を着けた藍人。
付き合った当初は
ポイ捨てを平気でしていたが
「子どものすること」と
叱り飛ばしたら
灰皿に捨てるようになった。
お利口でアル。
「寒いから先に車行きな。
僕吸ってから行くで。」
「うん」と頷いて行きかけたが、
くるっと振り向いて藍人の正面に
座り込んだ。
ハテナ顔の藍人。
「やっぱり待ってる。
寂しいし。」
言ってから恥ずかしくなって
下を向いた。
すると2、3回スーハースーハーと音がして
長い煙草のまま灰皿に捨てる。
「行こうか」
「うん」
後ろから尻尾フリフリ付いて行くあたし。
ん?
ペットは
あたしか!
一年前から浮気していると
涙ながらに告白され。
あたしはボロボロ泣いてしまった。
何が悲しかったって、
彼女が浮気していた事では無く
一年隠されていた事実が
悔しくてならなかった。
「嫌われたくなかった」
そう言って泣く彼女が痛かった。
「蜜が間違った事をしたら
あたしは叱る。
あたしが間違ってたら
蜜には叱って欲しい。
だからって嫌いになるの?」
あたし達は友情を越えていると思っていた。
切っても切れない糸で繋がっていると。
「ごめんね。もう隠し事しない。」
そんな蜜もやっぱり好きだ。
可愛くて仕方ないのだ。
あたしは恋愛においても
友情においても駆け引きが苦手で。
特に恋愛は不安になれば
すぐに別れてしまうような
根性無しだ。
あたしという人間
イコール
マイペース
潔癖
熱しやすい
怖がり
思い込みが激しい
上記の五点が浮かぶ。
目指すところは
気ままな猫のような
何にも属さず
依存せず
冷ややかなようで
情に厚く
死に目を飼主に見せないような潔さと
空腹を満たす為に擦り寄るしたたかさと
昼間には太陽の熱に喉を鳴らし
夜には月の光に酔いしれる
素直な感受性を持った
そんな女になりたいのです。
藍人は間違えてCDを
持ち返ってしまったらしく。
泥棒扱いをして
目くじらをたてているあたり
想い人に尻尾を振る
子犬に過ぎないのです。
そうそう。
タイトルを変えさせて頂きました。
ダーリンはペットでは在りませぬもの。
新タイトルを考えていたら
昨日の出来事を思い出した。
ショッピングセンターを出て
車に乗り込む前、
あたしの車は禁煙なので
センターの出口で火を着けた藍人。
付き合った当初は
ポイ捨てを平気でしていたが
「子どものすること」と
叱り飛ばしたら
灰皿に捨てるようになった。
お利口でアル。
「寒いから先に車行きな。
僕吸ってから行くで。」
「うん」と頷いて行きかけたが、
くるっと振り向いて藍人の正面に
座り込んだ。
ハテナ顔の藍人。
「やっぱり待ってる。
寂しいし。」
言ってから恥ずかしくなって
下を向いた。
すると2、3回スーハースーハーと音がして
長い煙草のまま灰皿に捨てる。
「行こうか」
「うん」
後ろから尻尾フリフリ付いて行くあたし。
ん?
ペットは
あたしか!
星は誰の願いを叶えるのか
2004年12月26日 恋愛皆様、お早よう御座居ます。
只今、昼の一時で御座居ます。
隣に藍人氏は居りません。
しかし、無事会えました。
何から書いて良いのやら。
約束の時間より
二時間遅れで再会を果たした二人。
理由として
歯の詰め物が取れた為
歯医者に行ってただなんて
どこまでもお馬鹿さんである。
あたしの車に乗りこんだ藍人は
「はい。プレゼント。」
と青くて大きい袋を
手渡してきた。
こんな大きい物とは思っても無かった。
「なあ、ディズニー好き?」
って前に聞かれたとき、
お菓子のおまけかなんかくれるのかな
とぼんやり考えていたから。
「後で見るね。」
と動揺を隠して後部座席に置く。
するとあたしのメール音が鳴る。
「あ、これ何ていう曲?」
「ん?「星に願いを」だよ」
「好き?」
「うん。大好き。」
「そか。」
その後オムライスとドリアを目指して
お店へ車を走らせる。
いつもはファミレスの藍人も
今日は「うまいとこ行こう」と
ご機嫌。
お店に入って注文。
待ってる間、食べてる間、
どうしてこんなに楽しいの。
ずっとケラケラ笑うあたし。
藍人もいつもより
目が優しい。
お店を出て
ショッピングセンターへ。
車内では手をつないで
甘えてくる。
お目当てのCDをお互い買って
帰ろうとエンジンをかける。
藍人が肩にもたれかかってくる。
「ねえ。早くかえろ。」
「うん。早く帰ろうね。」
きっと同じこと考えてる。
家に着くと
二人でベットに
寝転がる。
テレビを見たり
抱きつきあったり。
「藍人」
名前を呼んで
ぎゅっと抱きついた。
「ん?」
抱き締め返してくれる。
あ。
この感じ。
泣きたいような
苦しいような
救い上げられたような
幸福感。
あたし
ずっとこれが
欲しかったよ。
「あ、プレゼントある。」
「どれどれ?」
「はい。」
「お菓子?!食べるわー」
「あはは。それとこっちも。」
「ん?靴下?」
「違うー」
「おー、帽子か!ありがとう」
早速かぶる藍人氏。
何だか子どもみたいな顔になった。
「藍人は何くれたのかな。」
袋を開けると。
あ。
レコード。
「星に願いを」
ピノキオが描かれた
かわいいかわいいレコード。
「ありがとう。」
苦しくなる。
ずるいよ、藍人。
またあたし
君の事
何にもわかってなかったね。
ありがと。
こんな偶然泣きたくなる。
甘く溶け合ったあと。
二人くっついて眠る。
今までだったら
ひとりで
自由に眠りの世界を楽しんでいた
藍人。
あたしはその時間が
苦痛で仕方なかった。
でも、
藍人は絶対にあたしを離そうとしなくて
少しでも離れ様とすると
ぐっと抱き寄せて
途中で目が覚めて目が合うと
キスをして
あたしはずっと
夢の世界なんじゃないかと
錯覚してしまうほど
幸福だった。
携帯が鳴ってる。
朝方。
藍人のだ。
あたしは手を伸ばす。
藍人のママからだ。
あらら。
しらんぷり。
イケナイ彼女だ。
でも、今日だけは
あたしにくださいな。
携帯を持ったら
あたしはメールも
覗いてしまった。
藍人のメールは
日常を物語っていて、
バイト、学校、音楽の
どれかしかなくて。
あたしは涙がこぼれた。
少し寂しくなったら
他の男の人と
飲みに行ったり
電話したり
あたしは最低だ。
携帯をそっと置いて
また布団に潜り込んだ。
藍人があたしの腕を掴んで
どこ行ってんだよ言いたげに
ぐっと自分の胸に引き寄せる。
藍人の胸のニオイを吸い込んだ。
この子との未来はきっとない。
あなたはあたしのことを
いつかいい思い出にしてしまうだろう。
でも、あなた以上に好きになれる人なんか居なくて。
どうして、あの日、あの時。
あたしはあなたを見つけてしまったのかな。
後悔してる。
好きになったこと。
でも、出会えなかったら。
そう考えると震えるほど怖い。
もっとぎゅってしてよ。
くちづけてよ。
藍人に会えなかったら。
そんなこと
消してしまいたい。
これからなんて無ければいいのに。
朝がくれば。
明るくなれば。
また思い出す。
五年間が埋まらない事を。
あたし達はいつか離れて往く事を。
無情だ。
目覚めてまた溶け合って。
昼ご飯を食べて解散しようという藍人の思いつきを断って。
またひとりになったあたし。
車の中からCDが一枚消えている。
藍人だ。
勝手に持ち帰った。
ばかもの。
もう消えちゃってよ。
CDと一緒に
温もりと一緒に
思い出と一緒に
ただ一緒にずっと居たいと
願おうとすると
あたしの空には
雲がかかる。
願いは
届かない。
秘密は後ほど書かせて頂きます。
只今、昼の一時で御座居ます。
隣に藍人氏は居りません。
しかし、無事会えました。
何から書いて良いのやら。
約束の時間より
二時間遅れで再会を果たした二人。
理由として
歯の詰め物が取れた為
歯医者に行ってただなんて
どこまでもお馬鹿さんである。
あたしの車に乗りこんだ藍人は
「はい。プレゼント。」
と青くて大きい袋を
手渡してきた。
こんな大きい物とは思っても無かった。
「なあ、ディズニー好き?」
って前に聞かれたとき、
お菓子のおまけかなんかくれるのかな
とぼんやり考えていたから。
「後で見るね。」
と動揺を隠して後部座席に置く。
するとあたしのメール音が鳴る。
「あ、これ何ていう曲?」
「ん?「星に願いを」だよ」
「好き?」
「うん。大好き。」
「そか。」
その後オムライスとドリアを目指して
お店へ車を走らせる。
いつもはファミレスの藍人も
今日は「うまいとこ行こう」と
ご機嫌。
お店に入って注文。
待ってる間、食べてる間、
どうしてこんなに楽しいの。
ずっとケラケラ笑うあたし。
藍人もいつもより
目が優しい。
お店を出て
ショッピングセンターへ。
車内では手をつないで
甘えてくる。
お目当てのCDをお互い買って
帰ろうとエンジンをかける。
藍人が肩にもたれかかってくる。
「ねえ。早くかえろ。」
「うん。早く帰ろうね。」
きっと同じこと考えてる。
家に着くと
二人でベットに
寝転がる。
テレビを見たり
抱きつきあったり。
「藍人」
名前を呼んで
ぎゅっと抱きついた。
「ん?」
抱き締め返してくれる。
あ。
この感じ。
泣きたいような
苦しいような
救い上げられたような
幸福感。
あたし
ずっとこれが
欲しかったよ。
「あ、プレゼントある。」
「どれどれ?」
「はい。」
「お菓子?!食べるわー」
「あはは。それとこっちも。」
「ん?靴下?」
「違うー」
「おー、帽子か!ありがとう」
早速かぶる藍人氏。
何だか子どもみたいな顔になった。
「藍人は何くれたのかな。」
袋を開けると。
あ。
レコード。
「星に願いを」
ピノキオが描かれた
かわいいかわいいレコード。
「ありがとう。」
苦しくなる。
ずるいよ、藍人。
またあたし
君の事
何にもわかってなかったね。
ありがと。
こんな偶然泣きたくなる。
甘く溶け合ったあと。
二人くっついて眠る。
今までだったら
ひとりで
自由に眠りの世界を楽しんでいた
藍人。
あたしはその時間が
苦痛で仕方なかった。
でも、
藍人は絶対にあたしを離そうとしなくて
少しでも離れ様とすると
ぐっと抱き寄せて
途中で目が覚めて目が合うと
キスをして
あたしはずっと
夢の世界なんじゃないかと
錯覚してしまうほど
幸福だった。
携帯が鳴ってる。
朝方。
藍人のだ。
あたしは手を伸ばす。
藍人のママからだ。
あらら。
しらんぷり。
イケナイ彼女だ。
でも、今日だけは
あたしにくださいな。
携帯を持ったら
あたしはメールも
覗いてしまった。
藍人のメールは
日常を物語っていて、
バイト、学校、音楽の
どれかしかなくて。
あたしは涙がこぼれた。
少し寂しくなったら
他の男の人と
飲みに行ったり
電話したり
あたしは最低だ。
携帯をそっと置いて
また布団に潜り込んだ。
藍人があたしの腕を掴んで
どこ行ってんだよ言いたげに
ぐっと自分の胸に引き寄せる。
藍人の胸のニオイを吸い込んだ。
この子との未来はきっとない。
あなたはあたしのことを
いつかいい思い出にしてしまうだろう。
でも、あなた以上に好きになれる人なんか居なくて。
どうして、あの日、あの時。
あたしはあなたを見つけてしまったのかな。
後悔してる。
好きになったこと。
でも、出会えなかったら。
そう考えると震えるほど怖い。
もっとぎゅってしてよ。
くちづけてよ。
藍人に会えなかったら。
そんなこと
消してしまいたい。
これからなんて無ければいいのに。
朝がくれば。
明るくなれば。
また思い出す。
五年間が埋まらない事を。
あたし達はいつか離れて往く事を。
無情だ。
目覚めてまた溶け合って。
昼ご飯を食べて解散しようという藍人の思いつきを断って。
またひとりになったあたし。
車の中からCDが一枚消えている。
藍人だ。
勝手に持ち帰った。
ばかもの。
もう消えちゃってよ。
CDと一緒に
温もりと一緒に
思い出と一緒に
ただ一緒にずっと居たいと
願おうとすると
あたしの空には
雲がかかる。
願いは
届かない。
秘密は後ほど書かせて頂きます。
あと数時間で藍人に会える。
頭では何回も理屈を捏ねて
彼の人の嫌な所ばかり思い浮かべ
「捨ててやる」と呟いたりまでしたのに
心は何故か浮き足立っている。
もう半年も付き合っているというのに。
十二月は人肌恋しい季節だというのに。
今月会うのは二回目。
どうして。
落ち着かない。
緊張する。
会いたくない。
気持ち悪い。
藍人とあたしは
きっと
全く
ワカリアエナイ。
そんなの
もう気付いてる。
分かり合えないから
もどかしいから
きっと
離れられないんだ。
まだ分かるかもしれない
もっと知りたいって
欲張りになるんだ。
一緒に居ても
分かり合える会話なんてなくて。
でも、側に居たら
お互い
離れてはいられない。
どうして。
誰かが操っているの。
限られた時間の中で
あたし達はどこまで近くにいけるのだろう。
もっと。
もっと。
もっと。
あたしの中に
入って来てよ。
今日は
言葉なんて
いらない。
約束なんて
守れない
貴方。
ただ
掴まえて。
離さないで。
約束じゃない。
頭を垂れて
お願いしても
良いの。
頭では何回も理屈を捏ねて
彼の人の嫌な所ばかり思い浮かべ
「捨ててやる」と呟いたりまでしたのに
心は何故か浮き足立っている。
もう半年も付き合っているというのに。
十二月は人肌恋しい季節だというのに。
今月会うのは二回目。
どうして。
落ち着かない。
緊張する。
会いたくない。
気持ち悪い。
藍人とあたしは
きっと
全く
ワカリアエナイ。
そんなの
もう気付いてる。
分かり合えないから
もどかしいから
きっと
離れられないんだ。
まだ分かるかもしれない
もっと知りたいって
欲張りになるんだ。
一緒に居ても
分かり合える会話なんてなくて。
でも、側に居たら
お互い
離れてはいられない。
どうして。
誰かが操っているの。
限られた時間の中で
あたし達はどこまで近くにいけるのだろう。
もっと。
もっと。
もっと。
あたしの中に
入って来てよ。
今日は
言葉なんて
いらない。
約束なんて
守れない
貴方。
ただ
掴まえて。
離さないで。
約束じゃない。
頭を垂れて
お願いしても
良いの。
メリークリスマスイブー
遅れましたが、ma.ki様、こばやし様、サラ様
リンクさせて頂きました。
あたしは本が大好きなので
本のことが書かれているのに惹かれたのと、
文章の流れが格好良いなーと
羨望の眼差しで読ませて頂いています。
イブの出来事。
イブの前夜祭は
とんでもなかった。
精神的に落ちて
飲み会で出会ったちょっと善き人に
なぜかメールしてしまった。
すると、
明日飲みに行かないか
というお誘いの電話在り。
すぐに頷いた。
藍人にメールをしたというのに
一向に返事が来ず。
すべてがどうでもよかった。
「渡したいものがあるから会いたい。」
どうして想い想われている筈のあなたに
こんなに苦しいメールを打たなきゃ為らないのか。
嗚呼。
朝だ。
仕事だ。
起きなくては。
アラームを停めようと
携帯を見る。
「クリスマス会おう。また連絡する。」
いつだって一足遅いのだ。
メールを無視して夕方になった。
近くのデパートに下着を買いに行く。
が、お目当てのツモリチサトが無かったため
偽パイのトリンプ様を購入。
待ち焦がれていた電話が鳴る。
「もしもし」
「ああ。今日どうする?」
「あれ?明日じゃなかったっけ」
「そか。じゃあ、明日な」
すぐに切れる電話。
私達どうしてこうなの。
いつまでたっても何処かぎこちない。
相手が見えない。
分かり合えない。
たぶん。
あたしが会おうが会わないどこうが
何とでもなるのだ。
その後数回のメールのやりとりをして
あたしは約束の飲み会に行った。
二対二。
飲んで食べて大笑いしてむかついて。
楽しかった。
酔っ払ってる善き人も
隣でケラケラ笑ってるももも
無愛想な店員さんも
クリスマスイブなんて関係無くて。
いつもと一緒で
とても良かった。
帰り道、
藍人から電話。
「何してんの?」
「今、帰り道。」
「俺、連れと二人でおるんやけど
めっちゃヒマしてるんさ。」
「ふーん。」
「あんたひとりなん?」
「そう。」
「そか。そういや明日さ
俺夕方までバイトでな。
終わったら速攻会いに行くわ。」
「そか。わかった。」
「じゃあ、またな。」
何よ、えらそうに。
クリスマス一日空けとくって
言ったくせに。
バカバカバカバカバカ。
何が嫌なの?
電話が来たじゃない。
僕が俺に
みつきちゃんがあんたに
変わってる事なんて
気にしちゃ駄目よ。
バイトだって仕方ないじゃない。
笑いなさい。
誰かを好きな気持ちを
粗末にしちゃ駄目。
解ってあげなさい。
受け止めてあげなさい。
そして何より
あなたが自分に正直に
彼を想いなさい。
あたしはいつから二人になったのか。
ジキルとハイド。
明日は久しぶりの再会。
どうなることやら。
天使のあたしに会える事を
祈りなさい。
遅れましたが、ma.ki様、こばやし様、サラ様
リンクさせて頂きました。
あたしは本が大好きなので
本のことが書かれているのに惹かれたのと、
文章の流れが格好良いなーと
羨望の眼差しで読ませて頂いています。
イブの出来事。
イブの前夜祭は
とんでもなかった。
精神的に落ちて
飲み会で出会ったちょっと善き人に
なぜかメールしてしまった。
すると、
明日飲みに行かないか
というお誘いの電話在り。
すぐに頷いた。
藍人にメールをしたというのに
一向に返事が来ず。
すべてがどうでもよかった。
「渡したいものがあるから会いたい。」
どうして想い想われている筈のあなたに
こんなに苦しいメールを打たなきゃ為らないのか。
嗚呼。
朝だ。
仕事だ。
起きなくては。
アラームを停めようと
携帯を見る。
「クリスマス会おう。また連絡する。」
いつだって一足遅いのだ。
メールを無視して夕方になった。
近くのデパートに下着を買いに行く。
が、お目当てのツモリチサトが無かったため
偽パイのトリンプ様を購入。
待ち焦がれていた電話が鳴る。
「もしもし」
「ああ。今日どうする?」
「あれ?明日じゃなかったっけ」
「そか。じゃあ、明日な」
すぐに切れる電話。
私達どうしてこうなの。
いつまでたっても何処かぎこちない。
相手が見えない。
分かり合えない。
たぶん。
あたしが会おうが会わないどこうが
何とでもなるのだ。
その後数回のメールのやりとりをして
あたしは約束の飲み会に行った。
二対二。
飲んで食べて大笑いしてむかついて。
楽しかった。
酔っ払ってる善き人も
隣でケラケラ笑ってるももも
無愛想な店員さんも
クリスマスイブなんて関係無くて。
いつもと一緒で
とても良かった。
帰り道、
藍人から電話。
「何してんの?」
「今、帰り道。」
「俺、連れと二人でおるんやけど
めっちゃヒマしてるんさ。」
「ふーん。」
「あんたひとりなん?」
「そう。」
「そか。そういや明日さ
俺夕方までバイトでな。
終わったら速攻会いに行くわ。」
「そか。わかった。」
「じゃあ、またな。」
何よ、えらそうに。
クリスマス一日空けとくって
言ったくせに。
バカバカバカバカバカ。
何が嫌なの?
電話が来たじゃない。
僕が俺に
みつきちゃんがあんたに
変わってる事なんて
気にしちゃ駄目よ。
バイトだって仕方ないじゃない。
笑いなさい。
誰かを好きな気持ちを
粗末にしちゃ駄目。
解ってあげなさい。
受け止めてあげなさい。
そして何より
あなたが自分に正直に
彼を想いなさい。
あたしはいつから二人になったのか。
ジキルとハイド。
明日は久しぶりの再会。
どうなることやら。
天使のあたしに会える事を
祈りなさい。
あと数分でクリスマスイブ。
プレゼントは黒のニットキャップ。
オレンジの袋に入れてある。
特別な日だなんて思わない。
誰かと過ごさなきゃなんて
焦る必要も無い。
ただ怖いのは、
一緒に過ごしたいなんていう望みを
持たなくなってしまった事。
どうせ無理なんだろうなとか。
過ごしてもダラダラするだけなんだろうなとか。
果てしなくマイナス思考。
藍人もそうなのかもしれない。
時間が合うときに、
お金があるときに、
適当に会えばいいと。
もしそう思ってたとしてもいいやなんて
やっぱり思えなくて。
胸がぎゅっと苦しくなる事も、
涙が落ちる事も、
何だかどうでもよくなっている。
ねえ。
藍人。
もしあなたもそう思っているなら
あたしがどうでもいいなら
プレゼントに欲しいよ。
その言葉が欲しい。
わからないことが一番怖い。
本当に好きなら
何かを求めてしまう事が
当たり前って
今更気付いた。
大馬鹿野郎は
あたしだったんだ。
会いたいなんて
きっと思ってない。
会いたいというより
会わなくちゃって
思ってるんでしょう。
やだな。
付き合うということは
相手に求めてしまうから。
諦めるとかしてしまえば、
もうおしまいのような気がして。
覚えてる?
「クリスマス、何しようかな。」
「あたしと一緒に決まってる。」
「もちろんそうだけどさ。」
「んー。何しようね。どこ行く?」
「お金がかからないことにしよ。
イベントにお金かかるし。」
「何それ。ばか。」
「何分キスできるか挑戦しようか。」
「はいはい。」
ももがね。
言ってたんだ。
「もうやだ。疲れた。」って。
本当にそうだね。
誰かを好きになるって
疲れるね。
あたしは藍人に溺れてるのかな。
振り回されてるのかな。
藍人しか見えてないのかな。
情けない女なのかな。
答えなんてきっとなくて。
誰かの目なんか関係なくて。
自分次第だって
わかってるのに。
今日は果てしなく体調が悪くて
手足が凍ったように冷える。
あの日、あの時絡ませた温もりは無くて。
自己満足。
あなたのこと
わかってあげたいだなんて
包んであげたいだなんて
すべて知りたいだなんて。
返ってこなきゃ
全部意味無い。
どうしてこんな感情があるの。
ただ笑って
空を見上げ
静かに目を閉じ
耳をすませ
王子のキスを待ちながら
眠ってたいな。
あたしが白雪姫に?
笑える。
気持ち悪い。
疲れた。
馬鹿だ。
何もかも。
狂ってしまったのか
何もかも。
それならそれでいい。
自分に酔ってるだけだと
笑い飛ばされたとしても。
怖がる事なんて無い。
あたしは
あたししか
守れないんだから。
プレゼントは黒のニットキャップ。
オレンジの袋に入れてある。
特別な日だなんて思わない。
誰かと過ごさなきゃなんて
焦る必要も無い。
ただ怖いのは、
一緒に過ごしたいなんていう望みを
持たなくなってしまった事。
どうせ無理なんだろうなとか。
過ごしてもダラダラするだけなんだろうなとか。
果てしなくマイナス思考。
藍人もそうなのかもしれない。
時間が合うときに、
お金があるときに、
適当に会えばいいと。
もしそう思ってたとしてもいいやなんて
やっぱり思えなくて。
胸がぎゅっと苦しくなる事も、
涙が落ちる事も、
何だかどうでもよくなっている。
ねえ。
藍人。
もしあなたもそう思っているなら
あたしがどうでもいいなら
プレゼントに欲しいよ。
その言葉が欲しい。
わからないことが一番怖い。
本当に好きなら
何かを求めてしまう事が
当たり前って
今更気付いた。
大馬鹿野郎は
あたしだったんだ。
会いたいなんて
きっと思ってない。
会いたいというより
会わなくちゃって
思ってるんでしょう。
やだな。
付き合うということは
相手に求めてしまうから。
諦めるとかしてしまえば、
もうおしまいのような気がして。
覚えてる?
「クリスマス、何しようかな。」
「あたしと一緒に決まってる。」
「もちろんそうだけどさ。」
「んー。何しようね。どこ行く?」
「お金がかからないことにしよ。
イベントにお金かかるし。」
「何それ。ばか。」
「何分キスできるか挑戦しようか。」
「はいはい。」
ももがね。
言ってたんだ。
「もうやだ。疲れた。」って。
本当にそうだね。
誰かを好きになるって
疲れるね。
あたしは藍人に溺れてるのかな。
振り回されてるのかな。
藍人しか見えてないのかな。
情けない女なのかな。
答えなんてきっとなくて。
誰かの目なんか関係なくて。
自分次第だって
わかってるのに。
今日は果てしなく体調が悪くて
手足が凍ったように冷える。
あの日、あの時絡ませた温もりは無くて。
自己満足。
あなたのこと
わかってあげたいだなんて
包んであげたいだなんて
すべて知りたいだなんて。
返ってこなきゃ
全部意味無い。
どうしてこんな感情があるの。
ただ笑って
空を見上げ
静かに目を閉じ
耳をすませ
王子のキスを待ちながら
眠ってたいな。
あたしが白雪姫に?
笑える。
気持ち悪い。
疲れた。
馬鹿だ。
何もかも。
狂ってしまったのか
何もかも。
それならそれでいい。
自分に酔ってるだけだと
笑い飛ばされたとしても。
怖がる事なんて無い。
あたしは
あたししか
守れないんだから。
朝、みつき殿に褒美が届いたそうな。
それはたった一行のメール。
みつき殿の想い人からじゃった。
みつき殿はさも嬉しそうに
優しく、注意深く、
返信をした。
その想いが報われたのか
夜にもまた想い人から
メールがやってきた。
しかし、
みつき殿。
何とも飲み会などどいうものに
参加しており返信出来ず、
思い切って電話をしたそうな。
電話に出た想い人は
働いている真っ最中だったため
電話は数秒で終了。
しかしみつき殿は
満足だった。
嬉しかった。
幸せだった。
これが
誰かを
想うと
いう事。
それはたった一行のメール。
みつき殿の想い人からじゃった。
みつき殿はさも嬉しそうに
優しく、注意深く、
返信をした。
その想いが報われたのか
夜にもまた想い人から
メールがやってきた。
しかし、
みつき殿。
何とも飲み会などどいうものに
参加しており返信出来ず、
思い切って電話をしたそうな。
電話に出た想い人は
働いている真っ最中だったため
電話は数秒で終了。
しかしみつき殿は
満足だった。
嬉しかった。
幸せだった。
これが
誰かを
想うと
いう事。
一応幼稚園の先生をしているワタクシ。
可愛がっている、
というか仲良くして頂いている後輩が
二人居りまして。
名は
「ばんび」と「もも」
ばんびは細くて、日本的美人。
しかし、何かにつけて古い。
必殺技はオヤジギャグ。
あたしが開催したコンパで彼氏ゲット。
ももは色白のおしゃれさん。
マイペースでぶっ飛んでる。
必殺技は猫なで声。
最近長年付き合った年下男と破局。
ももは今日、自分をフッた彼氏が
女とコンビニから出て来る所に遭遇。
怒り狂って留守電にこんなメッセージ。
「てめえ。いいかげんにしろよ。
お父さん連れて乗りこんだるからな。
待っとけよ。ぼけ。」
素敵。
天晴れ。
お見事。
まあ、新しい女が出来たクセに
ももを抱いてしまった罰ですな。
でも。
「もう帰ろ。」
って教室に迎えに行ったら、
ストーブの下で丸くなってるももを発見。
「どうした?
もも、つらかったな。
可哀想に。
地獄に落としたるから。」
頭を撫でたら、
「うえ〜ん」と泣き出した。
涙をもらってしまいそうだった。
誰かを好きになるってことは、
報われない想いとは、
なんて切なくて、残酷で、儚いんだろう。
鳴らない携帯を
ポケットの上から触ってみた。
胸がギシリと軋んだ。
仕事帰りにももと買い物、ご飯。
もも。頑張ろう。
藍人はあたしの大切な大切なペット、
いや、想い人だったハズなのに。
日曜の夜に旅に出てしまった。
あたしのことが手に負えなくなったと
言い残して。
ねえ、藍人。
実際のところ
藍人じゃなきゃ駄目なんてことない。
キミよりももっと素敵な人が
この世に存在する事は
嫌なくらいわかっている。
でも。
今、
この瞬間を
一緒に過ごしたいと願うから。
だから側に置いてと懇願し、
尽くし、守ってきたのに。
「クリスマスは空けてあるから」
「会わない」
「僕はどう過ごせばいいの」
「ひとりぼっちでお好きなように」
飼主失格。
会いたいのに。
会いたいよ。
会いに来て。
のどの奥に飲み込んだ。
鎖につながれていたのは
あたし。
可愛がっている、
というか仲良くして頂いている後輩が
二人居りまして。
名は
「ばんび」と「もも」
ばんびは細くて、日本的美人。
しかし、何かにつけて古い。
必殺技はオヤジギャグ。
あたしが開催したコンパで彼氏ゲット。
ももは色白のおしゃれさん。
マイペースでぶっ飛んでる。
必殺技は猫なで声。
最近長年付き合った年下男と破局。
ももは今日、自分をフッた彼氏が
女とコンビニから出て来る所に遭遇。
怒り狂って留守電にこんなメッセージ。
「てめえ。いいかげんにしろよ。
お父さん連れて乗りこんだるからな。
待っとけよ。ぼけ。」
素敵。
天晴れ。
お見事。
まあ、新しい女が出来たクセに
ももを抱いてしまった罰ですな。
でも。
「もう帰ろ。」
って教室に迎えに行ったら、
ストーブの下で丸くなってるももを発見。
「どうした?
もも、つらかったな。
可哀想に。
地獄に落としたるから。」
頭を撫でたら、
「うえ〜ん」と泣き出した。
涙をもらってしまいそうだった。
誰かを好きになるってことは、
報われない想いとは、
なんて切なくて、残酷で、儚いんだろう。
鳴らない携帯を
ポケットの上から触ってみた。
胸がギシリと軋んだ。
仕事帰りにももと買い物、ご飯。
もも。頑張ろう。
藍人はあたしの大切な大切なペット、
いや、想い人だったハズなのに。
日曜の夜に旅に出てしまった。
あたしのことが手に負えなくなったと
言い残して。
ねえ、藍人。
実際のところ
藍人じゃなきゃ駄目なんてことない。
キミよりももっと素敵な人が
この世に存在する事は
嫌なくらいわかっている。
でも。
今、
この瞬間を
一緒に過ごしたいと願うから。
だから側に置いてと懇願し、
尽くし、守ってきたのに。
「クリスマスは空けてあるから」
「会わない」
「僕はどう過ごせばいいの」
「ひとりぼっちでお好きなように」
飼主失格。
会いたいのに。
会いたいよ。
会いに来て。
のどの奥に飲み込んだ。
鎖につながれていたのは
あたし。
猫は飼主なんて要らなかった。
何より自由が好きだった。
自由に唄い、
自由に働き、
自由に眠った。
暑い夏の或る日。
飼主になりたいと
ひとりの女が擦り寄ってきた。
エサだけ頂いて逃げ出そうと企んだが、
そうはいかなかった。
女は自分のものにならなければ
エサはやらないと条件を出した。
猫はエサだけを求めて女のものになった。
エサは美味しく、
いくらでも与えられた。
猫はエサに溺れ、
唄う事も
働く事も辞めてしまった。
女は感情の起伏が激しく、
いつも猫を困らせた。
女は猫の自由が我慢ならず
鍵付きの首輪を着けた。
エサだけを求めていた猫は
嫌気がさして逃げ出そうと考えた。
女は猫の気持ちが手に取るようにわかった。
猫の気持ちが離れようとすると、
大粒の涙をポロリと落とした。
猫を母のように何度も抱いた。
知らぬ間に猫も女から
離れられなくなっていた。
女を見ると触れたくなり、
何もかもがどうでもよくなっていた。
半年が過ぎた頃、
仲間の猫達が反乱を起こした。
「目を覚ませ!
お前の居場所はそこじゃない。
この舞台の上なんだ。」
猫は唄うたいだった。
目覚めた猫は唖然とした。
自分が女と戯れている間に
他の猫達は自分よりも
優れた技術を身に付けていた。
そして、何より音楽に対して
真摯的であった。
猫にはお金も無くなっていた。
何もかもを失いかけていた猫は
目覚めてしまった。
「僕はなんて不甲斐ないんだ」
目覚めた猫は狂ったように働いた。
倒れるまで唄い続け、
寝る間も惜しんで曲を書いた。
猫が居なくなった女は
ひとりになった。
心にぽっかり穴が開き、
猫を想い出しては
啜り泣いた。
猫の白い毛並みや
しなやかな身体
潤んだ瞳に
悪戯な声
大粒の涙を落としても
舐めてくれる猫は
もう居ない。
師走の或る日。
引き出しを開けると
首輪の鍵が入っていて、
女は猫にこう言った。
「鍵をあげる。
首輪を外しなさい。」
猫が言った。
「睦月になったら、
また着けてよ。」
猫と女の
あたしと彼の人のおはなし
何より自由が好きだった。
自由に唄い、
自由に働き、
自由に眠った。
暑い夏の或る日。
飼主になりたいと
ひとりの女が擦り寄ってきた。
エサだけ頂いて逃げ出そうと企んだが、
そうはいかなかった。
女は自分のものにならなければ
エサはやらないと条件を出した。
猫はエサだけを求めて女のものになった。
エサは美味しく、
いくらでも与えられた。
猫はエサに溺れ、
唄う事も
働く事も辞めてしまった。
女は感情の起伏が激しく、
いつも猫を困らせた。
女は猫の自由が我慢ならず
鍵付きの首輪を着けた。
エサだけを求めていた猫は
嫌気がさして逃げ出そうと考えた。
女は猫の気持ちが手に取るようにわかった。
猫の気持ちが離れようとすると、
大粒の涙をポロリと落とした。
猫を母のように何度も抱いた。
知らぬ間に猫も女から
離れられなくなっていた。
女を見ると触れたくなり、
何もかもがどうでもよくなっていた。
半年が過ぎた頃、
仲間の猫達が反乱を起こした。
「目を覚ませ!
お前の居場所はそこじゃない。
この舞台の上なんだ。」
猫は唄うたいだった。
目覚めた猫は唖然とした。
自分が女と戯れている間に
他の猫達は自分よりも
優れた技術を身に付けていた。
そして、何より音楽に対して
真摯的であった。
猫にはお金も無くなっていた。
何もかもを失いかけていた猫は
目覚めてしまった。
「僕はなんて不甲斐ないんだ」
目覚めた猫は狂ったように働いた。
倒れるまで唄い続け、
寝る間も惜しんで曲を書いた。
猫が居なくなった女は
ひとりになった。
心にぽっかり穴が開き、
猫を想い出しては
啜り泣いた。
猫の白い毛並みや
しなやかな身体
潤んだ瞳に
悪戯な声
大粒の涙を落としても
舐めてくれる猫は
もう居ない。
師走の或る日。
引き出しを開けると
首輪の鍵が入っていて、
女は猫にこう言った。
「鍵をあげる。
首輪を外しなさい。」
猫が言った。
「睦月になったら、
また着けてよ。」
猫と女の
あたしと彼の人のおはなし
今更何をノコノコと。
と皆様御思いでしょうか。
嘘のようで本当の話、
このボロパソコンが
いきなりワガママを言い出しまして。
「もう、動きたくないよ。
くらえ!フリーズ!!!」
って。
見事にくらったので
太刀打ち出来ませんでした。
本当にこの日記の存在が
あたしには大きくて、
支えられていて
戻ってまいりました。
何が嬉しいって
前に想いを分かち合って下さった方々が
まだいらっしゃるということ!
大バカモノのあたしですが
もしよろしければ
日記をリンクさせて頂く事だけでも
お許し下さい。
あたしと藍人は
いろいろありつつ
まだお付き合いしております。
据え膳の完成は
まだ遠し。
と皆様御思いでしょうか。
嘘のようで本当の話、
このボロパソコンが
いきなりワガママを言い出しまして。
「もう、動きたくないよ。
くらえ!フリーズ!!!」
って。
見事にくらったので
太刀打ち出来ませんでした。
本当にこの日記の存在が
あたしには大きくて、
支えられていて
戻ってまいりました。
何が嬉しいって
前に想いを分かち合って下さった方々が
まだいらっしゃるということ!
大バカモノのあたしですが
もしよろしければ
日記をリンクさせて頂く事だけでも
お許し下さい。
あたしと藍人は
いろいろありつつ
まだお付き合いしております。
据え膳の完成は
まだ遠し。