心穏やかな日々。


昨日、深夜まで
蜜との電話。


久方に
キミの電話を
待つ錯覚。

ナツネエマニア

2005年1月26日 日常
夜は炭水化物を摂取しない

大麦若葉
にがり
ハチミツ
ヨーグルト

シャネルのコスメ
マジョリカマジョルカのアイライナー
ブラウンのマスカラ

髪を伸ばす

笑顔を絶やさず朗らかに
家族、友人を大切に

見下し系とは
仲良くならない

謙虚に
そして堂々と


明日から極めよう



今日のみつき↓
あたしの大切な人が言った。

「健康で、生きていて。
 
 その上に家族と友達がいて。

 その上に仕事や彼氏がくる。

 
 そう考えると、すべてのことに
 
 感謝できる。」


言葉にならない。

卑屈な自分が厭になった瞬間。



今日のみつき↓
という本を読んだ。

著者曰く、

「自分がエゴイストであることを認め、
 いい人であることを捨てなければ
 真実の恋愛は生まれない。」

のだそうだ。


あたし的にそんな小見出しより、

「プレゼント術から嫉妬の有効活用法まで、
 芳醇な果実を得るための方法論を満載。」

ってとこが重要で。


さて、おさらいしなくちゃ。



今日のみつき↓

アイラブソニー

2005年1月23日 日常
サヨナラケンウッド。

ヨウコソソニー。


これでミックステープも聴けちゃう。

明日タワレコ行かなくちゃ。


潤う毎日。

音の有る毎日。


もっと。
もっと。
もっと。

あたしを連れてって。



午後のみつき↓
カーテンの隙間から覗く空は灰色。

自然と心が穏やかになる。

何処かに出掛けたくなる。

好い音に出遭う為に
新しいデッキを
見に行こう。


午前中のみつき↓

オトズキ

2005年1月22日 連載
音楽が好き。

テレビより音楽。



基本はヒップホップ。

合間にR&B。

時々ミクスチャー。

齧る程度にレゲエ。



だから音楽が好きな人が好き。

一緒の音が好きなら尚更好き。


目を閉じても隣で揺れているのがわかるような

そんな感覚が好き。



今日のみつき↓

ミツキイロ

2005年1月21日 連載
黒。
白。
紫。
オレンジ。

冬のあたし色。


ベージュ。
ゴールド。
茶。

基本色。


赤。
黄色。
シルバー。

挑戦色。



漆黒の夜空。
白銀の星。



貴方との出来事は

灰色に染まる。



今日のみつき↓
この難解複雑な日記を
理解する為の手引き。

みつき 今年で弐五の幼稚園教諭
    昨年の大晦日に五歳年下の彼氏と破局
    音楽と友人をこよなく愛する
    (詳しくはプロフィール参照)

藍人 半年の交際を経て破局
   クラブで一目惚れしたものの、
   幼なじみの弟でだいぶ年下であることが発覚
   早熟でどこまでも自由な愛すべきバカ

蜜 人生最高の大親友
  出逢いは中学のため、拾年来になる
  いつも穏やかな可愛いベイビー
  現在二股中

もも 職場の後輩
   同じくして、年下の彼氏と参年の交際を経て破局
   お洒落で我侭、感受性が豊かな姫君

ばんび 職場の後輩
    元彼と今彼の間で揺れ動いている 
    寒いギャグ連発の日本風美人

なつねえ 美容室のカットモデルで意気投合
     お洒落で心優しいネイリスト
     彼氏は年下のタトゥー青年
     現在、距離を置いている

ありす 同い年のお洒落イトコ
    帽子大好きで、帽子の売り子
    彼氏は強面のタトゥー青年
    犬をこよなく愛する

カエラ 高校の友人 
    気が合うような、合わないような
    くっついて離れてを繰り返し今に至る
    不幸な恋愛を振り返す、夢見る乙女

おまけ↓

たつやくん 年末に知り合った軽そうな殿方
      積極的に迫ってくるも着信拒否

三池くん、せたちゃん、おーすけくん、はっち(元々彼)

みつきの適当な男友達

基本的に男女の友情は成立しないと考える。
人様はどうであれ、あたしは上手に関係を保てない。

特に今は藍人氏との別れにより、
殿方は眼中に入らず姫君とのお遊びに夢中なのです。

また、この日記を書き始めてから
くみこ嬢・ヒナコ嬢にはメエルでもお世話になり
喜ばしい限りで御座居ます。

今後も日記仲間が増える事を願い、
ご挨拶に代えさせて頂きます。

以後、お見知り置きを。


今日のみつき↓


    
   
   
今日は予定通り、蜜と晩餐。

紫のVネックニットに黒のレースキャミで
オサレして行ったら、

「何、谷間見せてんのよ。」

と笑顔で一喝。

参りました。

今日はお気に入りのお兄さんの居る
中華料理屋で、またゴイクン頂いて。

ミックスCD買いに行って。

蜜が「あたしも何か買お。何がいい?」と言うので、
遠慮無く狙ってた「CIARA」のアルバムを
買って頂いた。

早速、録音してもらいに「天国蜜宅」へ。

録音中、何を話すわけでもなく、
蜜は「来週映画行こう」とPCで時間を調べたり、
あたしはCIARAの歌詞カードを音読したり。

最近の話題と言えば「恋愛」
あたしが考える事といえば「藍人」

そんな当たり前から抜け出した時間が
すごく幸せで、穏やかで、とても良かった。

あたしに今必要なのは、
こんな時間なのかもしれない。

大好きな子ども達と過ごして、
大好きな友達と穏やかな時を過ごし、
大好きな家族と語って眠る。

そんな何でも無い毎日。


ちょっと疲れた。

いろんな事。
考える事。
悩む事。
想う事。

蜜のおかげで、また発見アリ。



そんな事思ってたら、
たつやくんと三池くんと藍人の前の彼氏から
メエルがきて。

「んもう!!!」と何故かイラつき、
ももとばんびに「明日晩餐会」と集合をかけた。

蜜はそんな不機嫌なあたしの頭をポンポンとして

「週一回、会えるといいね」

と笑った。


いつか蜜は結婚して、家庭を持つ。
あたしもそうでありたい。

その日までの大切な時間。

蜜が離れてしまっても、歩けるように。

強くなるから。

もうちょっとだけ、側にいてね。


みつきの本音編↓
今日はなつねえとの晩餐。

久しぶりに履いたショートパンツがきつくて
すごくドキドキした。

彼の人との別れによって醜くなっていくようで
自分の食欲を呪いそうになった。

しかし、今日はどうしても
ゴイクン(生春巻き)が食べたかった為
その考えは消し去る事にした。

久しぶりに会ったなつねえは
相変わらずのお洒落っぷりで
薄紫のストールと黒のスパンコール付きヒールが
格好良かった。

お目当てのゴイクンに舌鼓をうちながら
なつねえと彼氏様の現状、
あたしの現状、
何故か二人の男性遍歴に至るまで、
三時間しゃべり続けた。

何だかあたしとなつねえの出会いを思い出した。

あたし達はある美容室のヘアショーモデルとして
知り合った。

始めて見たなつねえは、トサカみたいな髪型で
明らかに周りとは違う異色のオーラを放っていた。

なのに笑顔は人懐っこくて、
折れそうに細い体のクセに菓子パンを貪るなど
あたしはカメレオンのようななつねえに
釘付けになった。

あたしはカットモデルは何回か経験したものの
ショーモデルは始めてで、カチンコチンに緊張していた。

あたしのイメージヘアは「モード」
なつねえのイメージヘアは「フェアリー」
と、対照的な二人だったのだが
おどおどするあたしを見て、なつねえは

「平気だよ〜」

とケタケタ笑い、

「仲良くしてな」

と言ってくれた。

全然似てない二人。

でも、あたし達は何故か引き合った。

本番当日も二人でお菓子やパンを貪り、
ショーが終わってからも晩餐に直行し、
お互いの事を話しまくった。

出会ったばかりだというのに、赤裸々に。

それから一年少し経過。

あたしたちはすごいスピードで仲良くなった。

なつねえが上京してしまったり
あたしの仕事が忙しかったりと
いろいろあったけれど。

なつねえが痛いとあたしも痛くて泣いてしまう。
あたしが痛いとなつねえは治そうと必死になる。

そんな二人になった。

やっぱり、出逢いって凄い。

大切にしなくちゃ。

なつねえに藍人の話をしたら、

「別れ際に彼は常識の無い事をしたね。
 みつきは何でも許してくれるって
 甘えたんだろうね。」

と言った。

「でも、藍人がいいの。
 なんでだろう。」

と言うと

あたしの大好きな困ったような
呆れてるけどとても温かい
優しい笑顔で笑った。

なつねえ、大スキ。

さて、もも嬢は今日元彼様とキチンと話し合い
決別したようで。

なんだかな。

あたしはまだ期待してる。

彼の人からの連絡を待っている。

決別の話し合いをしなかった事が嬉しくもある。

もう最後の電話から
今日で二週間だというのに。

明日は蜜と晩餐。

蜜にもあたしの好きな
寛大で柔らかいあの笑顔で笑ってもらおう。

「困った子ね」って。
秘密という名のお手紙。

しんかいのよる

2005年1月17日 日常
月曜は疲れる。
そう決まっている。

ありすとなつねえからの
晩餐の誘いを断わり、帰宅。

母上の手料理を頂く。
極上の味。


今日も一日
彼の人の事を想った。

もも嬢は明日、元彼氏様と逢い
話し合いをするそうな。

ばんび嬢は二股に終止符を打つと言いつつ
片方の彼氏様と仕事帰りのデエト。

ありす嬢は彼氏様と友達宅へ往くので
お前さまもどうかとのお誘いで。

なつねえ嬢も彼氏様と話し合い、
解り合う為に距離を置くとのこと。

皆は繋がっている。

あたしの糸は切れている。


「切ったのは藍ちゃんだけど 
 切るキッカケを作ったのは先輩。」

とばんび嬢に言われ、納得

されど、涙。


あたしからは絶対連絡しないと決めている。

それは揺るがないであろう。


「潔くて、潔癖」

蜜曰く、あたしの恋愛法。


そんなのは格好悪く、多いに稚拙だ。

相手に跪く余裕も、勇気もないのだから。


跪くフリをして、チラリと舌を出すような
泣き濡れて抱き締められ、背中で笑みを浮かべるような
そんな狡賢さが、あたしにあればなぁ。


あたしは彼の人の前でボロボロボロボロと泣いた。
「うう」と声を上げて、蒲団を被り、泣いた。
拳を握り締め、目を腫らして、訴えた。
「あたしを想って」と訴えた。

直球勝負。



「まだまだだね。仔猫ちゃん。」


彼の人、笑った。


深海の夜。
蜜、なつねえ、ありす、もも、ばんび

休日なのに思い出して
メエルくれてありがと。

プチひっきーしちゃった。
明日復活予定。
ちゅか仕事。


日記仲間、くみこ嬢

メエルありがと。
マブダチに強制登録しました。



高校仲間のカエラ。

たつやくんから電話いったんだね。
着信拒否ばれてたか・・・。
ご迷惑おかけしました。
もう連絡とれないよってお伝え下さい。


高校の後輩、せたちゃん。

久しぶりの電話。
はっきりいって、寂しいときだけって
あたしお母さんじゃないんだから。
明日のご飯とか嘘だから。
自分で頑張りましょう。
おとこのこっ!



藍人

今日も連絡くれないね。
もうずっとくれないね。

会いたい。

あたし、辛い恋した。

あいとのせいだよ。

今でもすっごく好き。
簡単にこの想い消せない。

今日カエラにめちゃめちゃ言われた。

あいとは19で趣味や夢や友達が1番で
あんたを絶対幸せにしてくれないし
例え戻ったとしても未来はない、って。

そうだよね。

わかってる。

でもね、あたし言ったんだ。

心配しなくても
あたしとあいとはもう戻らないって。

あたしがどれだけ願っても
あいとは戻ってこないって。

ここまでわかってるのに。

あいとがいい。

まだ、あたし、進めない。

進みたくない。

寝る前にね
あいとを思い出そうとすると
後姿ばっかり。

大好きだった
揺れて踊る後姿。

広い肩幅で
前を歩く後姿。

車を降りて
家に入っていく後姿。

なんでかな。

こっち向いてよ、あいと。

あたしだけ、止まってる。

動けないんだよ。


振り向いて、
手を差し伸べて。

あたしも一緒に、
未来に連れてって。


あ。

あたしたち

手つないだこと

なかったね。

想像もできないんだなぁ。

さみしい。


あいととしたいこといっぱいある。
あいとときすしたい。
あいととだきしめあいたい。
あいととえいがみたい。
あいととわらいあいたい。
あいととはなしたい。

あいとにあいたい。

あいと、まだすき。

だいすきなの。

いかないで。
いかないで。

あたし、

どうしたらいいの。
何でこうも晴れた休日。

早く暗くなればいいのに。

カーテンをきつく閉める。

あの子が居たときから
晴れた休日がキライだった。

いや、違う。

あの子と出会ってキライになった。


半年付き合って、
昼間から会ったのは数えきれるほどで。

会いたいのに
会えない

晴れてるのに
連絡を待つだけ

暗くなれば
暗くなれば

早く
早く

暗闇はふたりを近付け
すべてを隠した。

不安な気持ちさえ。


こんなところにも
あの子の片鱗が。

どうして生き物は
誰かを何かを
求めるんだろう。

ひとりじゃ
埋まらない

埋められない。


寂しがりやとか
不器用とか
臆病とか
孤独とか

そんな言葉は
心の空洞を
上手に埋められない
自分への言い訳で。


あたしはただ

カーテンを開けたいだけ。


青空の下で

笑いたいだけ。

蜜がいた

2005年1月15日 友達
「みんなにいい子でなくたっていいじゃん。」

蜜が言った。

聞き役か話し役か。

聞き役である。

話して欲しい。
何を考え、どんな気持ちでいるのか。
知りたい。
解りたい。

でも、いつのまにか
自分の気持ちを上手に吐き出せなくなっていて。

聞いている方が楽なようになってしまって。

消化しきれなくて、この日記を書き始めた。


今日はうつ病の彼氏と同棲中のあかねちゃんと
カラオケに行った。

あかねちゃんの話を聞くと、
新しい出会いがあってとても幸せそうだった。

帰り道、なつねえが心配になって電話した。

寄りを戻そうと電話があったらしいが
「先が不安」と泣いていた。

でも、なつねえと彼氏がまた一番近い場所に戻れた事が
素直に嬉しくて、少し安心した。


話しは飛ぶが、あたしには実家の他に
もうひとつ居場所がある。

ある部屋がある。

そこにはあの子との思い出が溢れていて、
別れた大晦日から行っていない。


なつねえとの電話を切って、
ふと部屋に忘れ物をしたことに気付いた。

何故思い出したのかはわからないけど。

あの子と別れてから、怖くて部屋には入れなくて。

密に話したら「落ち着いたら一緒に行こう」と
言ってくれてたのに、行ってしまった。


ドアを空けたら、夏の匂いがした。

あの子に出会ったあの日から
時が止まっていた。

廊下をすすんで、
扉を開けた。

開けた瞬間、来たことを後悔した。

あのままだった。

あたしが泣きじゃくった、
二人で笑い合った、
切なくなった、
嬉しくなった、
ドキドキした、
失いたくないのに「バイバイ」と言った

あの時のままだった。

あの子が置いていったもの。

それは物だけじゃなくて、
香りも風景も姿さえも
残していった。

ベットには枕が二つ並んでいて、
毛布は乱れ、ぬいぐるみが転がっていた。

ふうと何とか息をはいて、
ベットに座った。

ふっとあの子のニオイがした。

(もしかして・・・)

カーテンを少し開けてベランダを見た。

煙草を吸うあの子は居なかった。

ふいに泣きそうになったのを飲み込んで
忘れ物を取り、振り返らずに部屋を出た。

電気を消そうとスイッチを探したら
お風呂場のドアが開いていて、
あの子のハブラシが目に入った。

もう限界だった。

抱えきれなくなった。

壊れるんじゃないかと。


震える手で携帯を探した。

迷わず蜜にかけた。

呼び出し音を祈るような気持ちで聞いた。

早く出て。
早く出て。

「もしもし?」

いつもの優しい蜜の声。


「もしもし」

声になっていたのか
ならなかったか
瞬間、あたしは泣き出していた。

止まらなかった。

おぼつかない脳で必死で考え、
やっとの思いで現状を説明した。

蜜は冷静な声で

「早くそこを出て」

と言った。


すぐに蜜の家へ行った。

蜜の部屋に入った瞬間、
ボロボロ泣いた。

何分、何時間だろう。

自分の想いを話し続けた。

蜜は黙って、
時々笑って、
困って、
静かに頷いて、
聞いてくれた。

蜜の部屋はあったかくて
蜜もあったかくて
ここは天国じゃないかと
変な錯覚をしたりして。


この子に出会えて本当によかったと
出会えただけで生まれた価値があったと
そう思った。


「こんな自分ヤダ。」

「なんで?」

「友達の話しを、笑って聞いてあげれない。」

「みんなにいい子でなくたっていいじゃん。」

「え?」

「それが普通だよ。つらい時は笑えない。」

「そっか・・・。」

そんな当たり前の事もわからなかった。

あたしはいい子でいたかったんだ。

みんなに好きだと、必要だと思って欲しかったんだ。


でも、そんなんじゃない。
そんなんじゃないんだ。

どんなあたしでも
受け止めてくれる。

好きだと、必要だと
言ってくれる。

そんな子が欲しかったんだ。


こんなに近くにいたんだね。

蜜、ありがとう。

なんかもう、怖くない。

なんにも、怖くない気がする。

家族より、
あたしのことを知ってるなんて
やっぱり出会いってすごい。

ね。

みつき的人生論

2005年1月15日 日常
彼氏が居ない生活というものが去年はなく、
いきなり彼氏が居ない生活を送る事になり、
殿方が側に居なければ生きている意味が無いという、
訳のわからない病にかかってしまい、
これは失恋という衝撃からだと思ってはいたものの、
昨日の出来事が荒治療となり、
ようやくリハビリ出来るほど復活してきたように思う。

殿方が側に居なくちゃ駄目。
そう思う方が居ても全くもって良いのです。
あたしが良い悪い言う事では有りませぬし。

ただあたしの生き方はそうではなくて、
そういう生き方は逆にとても苦しくて、
やっぱり本当に愛しい方と共に生きるのが願いで、
他の方は要らないのです。

あたしが欲しいのは
自分が学び、慈しめるような価値ある友と
かけがえの無い家族と
自分の居場所である仕事。

それを大切に、忠実に、身を委ねて、
生きて往きたいのです。

欲張りに全部、全部欲しいのです。
だから要らないものは要らないのです。
非情で傲慢で意地悪だと理解出来ても
厭なのです。

あたしが寄り添う人は、
そのうちきっと現れる事でしょう。

現れなければ、
それはそれで意味があるのでしょう。

今年で二十代後半。
あたしは何も変わらず、
相変わらず殿方を見る目が無く、
何も変わらないけど。

肩の力抜き道なりに往け。
喜怒哀楽に正直に。
直感を飲みこむ余裕を持ち。
突き進む勇気を信じよ。


その冷えた手を
包み込み、
何処とも無く見つめる目を
一点に集中させ、
意味の無い言葉を塞ぐ唇が。


待っている。


このまま往こう。
進もう。

擦り傷だらけの膝を抱えて
眠ろう。

生きよう。

明日が

待っている。

不機嫌ハニー

2005年1月14日 日常
今日は行きたくもないのに
友達にもなりたくないのに
どうでもいい男性と
飲みに往きました。

彼はお酒を10杯は軽く飲んで、
ドライブーと行ってあたしの車に乗り込み、
起きていたのは最初の五分という
最悪の金曜日を演出してくださいました。

彼が眠ってしまい、車がカーブした時。
彼の首があたしの肩に触れた。

(あいと)

え。

なんで。
なんで。

なんであの子を思い出したの?

あの子のクセ。

車に乗ると
あたしの肩に
こてんともたれかかる。

「ん〜」と声を出して甘える。

リハビリは成功の一途を辿っていたというのに、
振り出しに戻ってしまった。

寝ぼけている彼を
冷たい口調で車から追い出して
急いで駐車場を出る。

早く何処かへ
ここではない

そう
我が家へ。

帰りたかった。
逃げたかった。
惨めだった。
情けなかった。
愚かだった。

こんなことしてたって
心の隙間は埋まらない。

余計に広がり、
波紋が出来た。

穏やかな日々こそが
あたしの居場所だったのに。

「みつきは潔癖だから。」

いつか蜜がそう言ってたっけ。

要らない人は要らない。

アナタは要らない。

サヨウナラ。


ももから「どうだった?」とメエルが来たので
「もうこんなことはしない」と返信。

何があったというわけでもなく
本当にキレイ過ぎるほどクリーンな
そんな時間だったのに。

掻き乱された事がイヤで仕方ない。

いや。
彼は何も悪くないのだ。

あたしがもがいてるだけ。

毛布の上で愚図る赤ん坊。


やっと我が家に着いて
ベットに寝転んだら
幸福感が体を包み込んで
まるであの子にぎゅっとされたようで
泣きそうになった。

そんなあたしを呼び出す携帯音。

なつねえだ。

「みつき、あたし彼氏と別れた。」

「え?・・・ちょっと待って。え?」

「別れちゃったよ。」

「え。・・・え?ど、どっちから。」

「向こうから。」

「・・・なにそれ・・・」

「何かすごく冷静。実感ない。あたしどこに居るんやろう。」

「今すぐ行くわ。今どこ?」

「家やけど大丈夫。」

それから二人で泣きながら話した、聞いた。

なつねえと彼氏さんはあたしの憧れだった。

どうしてこんなことが。

残酷だ。
無情だ。

そして、
人の気持ちは

どうしようもない。

そしてあたしは
意味もなく
また不機嫌になるのだ。
昨日はありすと女2人でドカ食いして。

ありすが「ほれほれ〜」と
四段腹をちらつかせてきたので、
デザートのソフトクリームのせバターパンが
まずくなった。

おえ。

ありすは小顔で全体的に痩せ型なのに
どうしておなかがぷよってるんだろ・・・。

ちなみにあたしの太ももは象さんも真っ青。


今日はももとご飯。
お気に入りの店でドリア。

ももは失恋から精神面では立ち直りつつあるけど
今度は体にきてしまったようで
大きな病院で検査を受け、薬を服用している。

ももはとっても影響されやすい子で、
自分にも人にも残酷で怠慢なところがある。

でも、あたしはももが好きだ。
どこかいいかげんだけど、
なぜか好き。

それは、
すごく不器用で
それを隠そうと強がって
でも心も体も言う事を聞いてくれなくて
それでも必死で生きてる

必死で生きてる

生きてる

そんな姿が好き


何回もももは転ぶ。

でも立ち上がる。

ぼろぼろになっても。


ももは憧れだった。

ももみたいになりたかった。

一途で
孤高で
お洒落で
感受性が豊かで
常に高いところにいた。

出会ったばかりのももは
どこかであたしを見下していた。

「先輩、変わったよ。
 人を惹きつける人になったね。」

もも。

あたし、変わってないよ。

ももに寄り添ってただけ。

憧れから友達になれたこと誇りに思う。


彼氏に振られてももは丸くなった。

武器を失った騎士のようだ。


あたしは常に真っ白でいたい。
誰かに染められるのが楽しい。
染められても何回も真っ白になる。
それがあたし。

ももと居るとあたしはももの色。


蜜色
ありす色
なつねえ色
ばんび色

あたしは何色にも染まって
真っ白になる。

あたしが好きになる子は
あたしがなりたい子。

そうじゃなきゃつまんない。

おもしろくない。


ももが言った。

「先輩と話してると前向きになれる」


うん、あたしも。


だって、ほら。

あの子のこと、

考える時間。

何処へ。

ぎゅ。

2005年1月12日 日常
昨日は久しぶりの仕事に体が悲鳴をあげて、
チョコレート食べながら寝ちゃいました。

朝起きると、メエルが五件・着信一件。

ばんび「先輩!最強眠い〜」

意味不明・・・。

なつねえ「母が手術して・・・落ち着いたら遊ぼう」

なつねえもなつママも心配。

三池くん「日曜日、映画に行こう」

はい、行きましょう。

おーすけくん「明日ご飯行きませんか?」

行きません。先約ありなので。

ありす「明日ご飯、何時にする?」

残業予定なので八時前。

着信は毎日電話をくれるたつやくん。
年末の飲み会で知り合ってから毎日。
んー。たれ目があたし好みでよいのだけど。

車も音楽も服もぜーんぶ趣味が合わないのは
いただけません・・・。

とりあえず、金曜日飲みに行きましょう。

ここに、
キミからのメエルが
あればいいのに。

電話が鳴ってれば
いいのに。

期待してるあたしがいて。

でもどうしようもない。

どうしようともしない。

ただこのまま
時が過ぎて行くのを
じっと待つだけ。

今日子どもがね

「先生大好き」って言った。

「嬉しい。先生も大好き」って言った。

ぎゅっと抱きつかれた。

あたしも抱きしめた。

こんな単純な、
ただ本当の気持ちを
伝え合うこと。

忘れたくない。

あたしは誰かを抱きしめる。

今は立ち止まっていたとしても。

いつか、必ず。

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