しんかいのよる

2005年1月17日 日常
月曜は疲れる。
そう決まっている。

ありすとなつねえからの
晩餐の誘いを断わり、帰宅。

母上の手料理を頂く。
極上の味。


今日も一日
彼の人の事を想った。

もも嬢は明日、元彼氏様と逢い
話し合いをするそうな。

ばんび嬢は二股に終止符を打つと言いつつ
片方の彼氏様と仕事帰りのデエト。

ありす嬢は彼氏様と友達宅へ往くので
お前さまもどうかとのお誘いで。

なつねえ嬢も彼氏様と話し合い、
解り合う為に距離を置くとのこと。

皆は繋がっている。

あたしの糸は切れている。


「切ったのは藍ちゃんだけど 
 切るキッカケを作ったのは先輩。」

とばんび嬢に言われ、納得

されど、涙。


あたしからは絶対連絡しないと決めている。

それは揺るがないであろう。


「潔くて、潔癖」

蜜曰く、あたしの恋愛法。


そんなのは格好悪く、多いに稚拙だ。

相手に跪く余裕も、勇気もないのだから。


跪くフリをして、チラリと舌を出すような
泣き濡れて抱き締められ、背中で笑みを浮かべるような
そんな狡賢さが、あたしにあればなぁ。


あたしは彼の人の前でボロボロボロボロと泣いた。
「うう」と声を上げて、蒲団を被り、泣いた。
拳を握り締め、目を腫らして、訴えた。
「あたしを想って」と訴えた。

直球勝負。



「まだまだだね。仔猫ちゃん。」


彼の人、笑った。


深海の夜。

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