皆様、誰かにすがりついたことはありますか?
縋る(すがる)
一、(頼りにする人などの)体の部分などをつかまえて、
放すまいとする
二、(独立できなくて困っている人が)有力者や親切な人の
同情や援助を求めて、それに依存する。
あたしはあります。
すがりついたこと。
でも、それは一度だけと決めています。
「離れたくない」
そう伝えるチャンスは
自分の中で一度だけ。
それ以上してしまうと
自分が壊れてしまうと思うから。
「理性が働くだけでも強いよ。
あたしは知らないうちにすがっちゃう。
知らないうちに電話したり
メールしたりして後悔する。」
ももが言った。
強いのはももだと思った。
あたしは突き放されるのが怖いのだ。
返事が来ない事が怖いのだ。
分かり合えない事が怖いのだ。
それを受け止め、傷付き、
傷を抱え、何とか立ち上がり、
生きているももは
弱くて、もろく見えるかもしれない。
でも、強い。
自分の想いから決して逃げてない。
あたしだって声が聞きたい。
メールが、言葉が欲しい。
どんな方法でもいいから繋がってたい。
でも、一度の切符を使ってしまった。
アリシア・キース。
大学までの片道切符。
一緒に観た映画の券。
イベントのフライヤー。
煙草の吸殻。
レコード。
毛布の匂い。
こんなにあなたが残していったもの。
消せない
捨てれない
大切なもの。
昨日まで
あたしはあの子を引きずることを
恥ずかしい事だと思っていた。
一日も早く忘れて、
早く次の恋を見つけようと
焦っていた。
頑張ってた。
でも。
そんなことは無理なのだ。
あの子を忘れるなんて不可能。
いっぱい
いっぱい
大好きだった。
忘れることより
新しい恋を見つけるより
思い出に囲まれているほうが
あたしは幸せだ。
みじめだって
全然構わない。
この気持ちは
あたしがひとりの人間を
深く愛した証拠なのだから。
あたしが迎えた終わりは
決して穏やかではなかったけど
それでもいい。
あたしは今でも
あの子が好きだ。
いつか忘れて
誰かを
あの子以上に
愛するのかもしれない。
でも、今は
あの子が
好き。
それでいい。
自然に
忘れられる日が
きっとくる。
それまでは
いっぱい
いっぱい
思い出に
甘えよう。
いっぱい
いっぱい
すがってやる。
縋る(すがる)
一、(頼りにする人などの)体の部分などをつかまえて、
放すまいとする
二、(独立できなくて困っている人が)有力者や親切な人の
同情や援助を求めて、それに依存する。
あたしはあります。
すがりついたこと。
でも、それは一度だけと決めています。
「離れたくない」
そう伝えるチャンスは
自分の中で一度だけ。
それ以上してしまうと
自分が壊れてしまうと思うから。
「理性が働くだけでも強いよ。
あたしは知らないうちにすがっちゃう。
知らないうちに電話したり
メールしたりして後悔する。」
ももが言った。
強いのはももだと思った。
あたしは突き放されるのが怖いのだ。
返事が来ない事が怖いのだ。
分かり合えない事が怖いのだ。
それを受け止め、傷付き、
傷を抱え、何とか立ち上がり、
生きているももは
弱くて、もろく見えるかもしれない。
でも、強い。
自分の想いから決して逃げてない。
あたしだって声が聞きたい。
メールが、言葉が欲しい。
どんな方法でもいいから繋がってたい。
でも、一度の切符を使ってしまった。
アリシア・キース。
大学までの片道切符。
一緒に観た映画の券。
イベントのフライヤー。
煙草の吸殻。
レコード。
毛布の匂い。
こんなにあなたが残していったもの。
消せない
捨てれない
大切なもの。
昨日まで
あたしはあの子を引きずることを
恥ずかしい事だと思っていた。
一日も早く忘れて、
早く次の恋を見つけようと
焦っていた。
頑張ってた。
でも。
そんなことは無理なのだ。
あの子を忘れるなんて不可能。
いっぱい
いっぱい
大好きだった。
忘れることより
新しい恋を見つけるより
思い出に囲まれているほうが
あたしは幸せだ。
みじめだって
全然構わない。
この気持ちは
あたしがひとりの人間を
深く愛した証拠なのだから。
あたしが迎えた終わりは
決して穏やかではなかったけど
それでもいい。
あたしは今でも
あの子が好きだ。
いつか忘れて
誰かを
あの子以上に
愛するのかもしれない。
でも、今は
あの子が
好き。
それでいい。
自然に
忘れられる日が
きっとくる。
それまでは
いっぱい
いっぱい
思い出に
甘えよう。
いっぱい
いっぱい
すがってやる。
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