朝から身体が疼く。
言葉にしなくちゃ。
吐き出さなくちゃ。
見えない何かに
支配されてしまいそうだ。
今日は学校だと言ってた藍人。
目を閉じて
思い浮かべる。
眠い目を擦りながら起床。
放心したまま身支度を整えて。
冷蔵庫を覗いても何もなく。
近くの自販機でコーヒーを買う。
駅まで自転車を走らせ。
電車に乗りこむ。
居眠り。
駅に到着、慌てて飛び降りる。
猫背のまま学校まで歩く。
友達に電話、合流。
「かったるー」と補講を受けて。
煙草を吸って。
空を見上げて。
あたしのこと、思い出すかな。
小さな欠片になって
藍人の中に入りこみたい。
吐息の小さな粒にしようか
肩に乗っている小さなホコリ
まつげに掴まっていようか
靴紐にくっついた土の片鱗
どこまでも
どこまでも
あたしのこと
連れてって
女の子が居ると
すぐに目で追うクセ
大嫌いだけど
あたししか
こんなに
貴方の中に
入り込んでる子は
居ないのよ
あたしだけしか
操る事が
出来ないでしょう
始めはもっと
器用な子だと
上手に遊んでいるのだと
すぐに浮気をして
あたしを
捨ててしまうのだと
そう思ってた。
お馬鹿さんね。
女の子の前では
お酒が無いと
借りてきた猫みたいになって。
何にも無いから
楽しませてあげる事も
出来ないで。
他の所になんか
今更行けないんだから。
でも、いつか。
自分の足で
土を踏みしめたいと
新たな土地を開拓しに
旅に出たいと
あたしに懇願するのでしょう。
そうなんでしょう。
さめざめ泣いたりしないから大丈夫。
すがりついたり決してしない。
あげた物返せなんて言うほど与えてないし。
ぶったり・・・しないと思う。
ただ二度と会いたくないと
そう言うでしょう。
背中を向けて
貴方が立ち去るのを
待つでしょう。
足音が聞こえなくなったら
そっと空を
見上げるでしょう。
この空は
絶対に
貴方と
繋がっている。
それは
永遠に。
その残酷な現実に
悔し涙を
こぼすでしょう。
今日の晴れた空の下。
猫のように気ままな貴方。
まだあたしを想っていて。
思い出してくれますように。
言葉にしなくちゃ。
吐き出さなくちゃ。
見えない何かに
支配されてしまいそうだ。
今日は学校だと言ってた藍人。
目を閉じて
思い浮かべる。
眠い目を擦りながら起床。
放心したまま身支度を整えて。
冷蔵庫を覗いても何もなく。
近くの自販機でコーヒーを買う。
駅まで自転車を走らせ。
電車に乗りこむ。
居眠り。
駅に到着、慌てて飛び降りる。
猫背のまま学校まで歩く。
友達に電話、合流。
「かったるー」と補講を受けて。
煙草を吸って。
空を見上げて。
あたしのこと、思い出すかな。
小さな欠片になって
藍人の中に入りこみたい。
吐息の小さな粒にしようか
肩に乗っている小さなホコリ
まつげに掴まっていようか
靴紐にくっついた土の片鱗
どこまでも
どこまでも
あたしのこと
連れてって
女の子が居ると
すぐに目で追うクセ
大嫌いだけど
あたししか
こんなに
貴方の中に
入り込んでる子は
居ないのよ
あたしだけしか
操る事が
出来ないでしょう
始めはもっと
器用な子だと
上手に遊んでいるのだと
すぐに浮気をして
あたしを
捨ててしまうのだと
そう思ってた。
お馬鹿さんね。
女の子の前では
お酒が無いと
借りてきた猫みたいになって。
何にも無いから
楽しませてあげる事も
出来ないで。
他の所になんか
今更行けないんだから。
でも、いつか。
自分の足で
土を踏みしめたいと
新たな土地を開拓しに
旅に出たいと
あたしに懇願するのでしょう。
そうなんでしょう。
さめざめ泣いたりしないから大丈夫。
すがりついたり決してしない。
あげた物返せなんて言うほど与えてないし。
ぶったり・・・しないと思う。
ただ二度と会いたくないと
そう言うでしょう。
背中を向けて
貴方が立ち去るのを
待つでしょう。
足音が聞こえなくなったら
そっと空を
見上げるでしょう。
この空は
絶対に
貴方と
繋がっている。
それは
永遠に。
その残酷な現実に
悔し涙を
こぼすでしょう。
今日の晴れた空の下。
猫のように気ままな貴方。
まだあたしを想っていて。
思い出してくれますように。
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